
日本の国蝶はオオムラサキというのは、ご存知の方は多いと思います。
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オオムラサキとは
オスの翅の表面は光沢のある青紫色で美しく、メスはオスよりひと回り大きいが、翅に青紫色の光沢はなくこげ茶色をしている。成虫は年に1回だけ6~7月に発生し主に、クヌギ、ナラなどの樹液に集まったりする。近くに居る時には羽音が聞こえる程、鳥の様に力強くはばたいて飛翔する。
国蝶とは。
字は変わりますが、「国鳥(こくちょう)」はよく聞きますよね。国鳥は国や専門機関が定めたその国を代表する鳥になります。日本は「雉(キジ)」です。アメリカは「白頭鷲(ハクトウワシ)」でインドの「孔雀(クジャク)」やニュージーランドの「キウイ」などが有名です。それの蝶に置き換えたものが、国蝶になります。1957年の総会で日本昆虫学会は、オオムラサキを国蝶に選定しました。
国蝶を定めている国は他にはあるの?
日本以外だとマレーシアがあげられ、その国蝶は「ラジャブルック(Raja Brooke)」、日本名アカエリトリバネアゲハです。

国蝶の認定は誰がしたの?
日本昆虫学会という任意団体が国蝶の指定を行っております。国が指定しているわけではありません。ましてや国蝶は「オオムラサキ」と明文化されているわけでもありません。そういった意味では、国鳥(こくちょう)の「雉(キジ)」についても同様で、国鳥(こくちょう)であると明文化されているわけではありません。故に「国鳥(こくちょう)」、「国蝶(こくちょう)」だから採集してはいけないということもありません。

まとめ
東京では、ほぼ見かけることは無くなってしまいました。東京都西多摩郡日の出町大久野7642にある「谷戸沢廃棄物広域処分場」では、自然回復のため毎年オオムラサキを放蝶しています。いつの日かたくさん飛んでいるところを見られるようになるといいですね。
ニュースのソース元:
■ 谷戸沢廃棄物広域処分場 Wikipedeia
■ 処分場跡地にオオムラサキ放蝶 NHK
■ フリー素材無料写真 森の父さん花鳥風穴
■ TRAVEL FOX 蝶にまつわるetc ラジャブルック(Raja Brooke)
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