
もうすぐ「節分」です。
今年の2月3日は平日なので、仕事のためゆっくりとお参りや写真を撮ることが出来ませんのでちょっと早くにお参りに行ってきました。
今年は、東京都豊島区雑司が谷の「法明寺鬼子母神堂」に行って来ました。
TraTra:たのもーーーー!

鳥居をまたぐと、立派な古いご神木が立っていました。
とっても大きくて夏場に来たら、きっと葉がものすごく生い茂っていそうな感じでした。
なになに・・・?

鬼子母神の公孫樹
● 樹齢:600年以上
● 幹周:8メートル
● 樹高:30余メートル
うひゃ~~!
TraTraよりも、ものすごい長い人生の大先輩です。
15世紀頃だと、日本は室町時代・・。
教科書で習った歴史上の人物が沢山活躍していた時代です。
そんな頃から今日まで大きく育ってきたとは・・・・。

やはり立っているだけで長い歴史を語る公孫樹だけあって、きちんと天然記念物とされているようです。
近くによって幹を触ってみたいところですが、残念ながら立入禁止区域。
ここはぐっとこらえて柵の外から拝みます。
ナムナム・・・・ん?
立入禁止区域なのに、立入っている方がいらっしゃいます。

TraTra:もしもし、にゃんさん?
あなたはどちらのにゃんさんですか?
ここはとっても神聖な場所で立入禁止の場所ですよ~~。
そんなところで座っていては駄目ですよ~。
TraTraが一生懸命、にゃんさんに声をかけても全く動く気配はありません。
それどころか、シカトされつづけ、しまいには目をつぶってしまう始末。
ムムム・・・これはいけません。
なんとかしてにゃんさんの気持ちを引いて、TraTraのお話をきいてもらわにゃ。

すぐそばに駄菓子屋さんを発見!!!
TraTra:おばあちゃん、これください。
おばあちゃん:はいよ。25円だよ。
TraTraの好きなお菓子、タコセンベイを1枚買ってにゃんさんに再度お話に挑みます。

TraTra:にゃんさ~ん、ほーら。
美味しそうなタコセンベイがあるよ~~。
今ならTraTraから美味しいタコセンベイがもらえるよ~~。
そこは立ち入っちゃいけない場所だから、こっちで一緒にタコセンベイを食べよう~。
一生懸命語り続けていても、なかなか顔をあわせて聞いてくれません。
あとで駄菓子屋さんのおばあちゃんにお話を聞いたところ、実はおばあちゃんのところの歴代看板にゃんさんだったそうな。
駄菓子屋さんも鬼子母神様敷地の中にあるお店らしい、創業1781年と古いもので、先代にゃんさんはつい先日お亡くなりになってしまっていたようでした。
ここの看板にゃんさんとして頑張っているにゃんさんなら、鬼子母神の公孫樹の敷地に入っても誰にも怒られないね。
・・・どうりでタコセンベイを見せたら顔を背けたわけだ・・・。
自分の店の商品じゃ、全く食べる気がしないわけだね。
にゃんさん、失礼しました。

にゃんさんとお別れし、本当の予定であった鬼子母神様にお参りです。
ここで、ふと気になったことが・・。
鬼子母神様の『鬼』の字が、第一画目の点がないんです。
何故???ひょっとして・・・書き忘れ???(プププッ)
帰ってから調べてみると、・・・ふむふむ、なるほど!!
「鬼子母神が釈尊に説教され改心し、角を外した」という理由から
第一画目の点を『角』に見立てて、なくなったようです。

じゃあ、お参りしたTraTraも角がなくなったかな?
「虎」の字を第一画目、消せるかなぁ~???
- 関連記事
-
- ツクシで感じる春爛漫。でも....くしゃみ連発鼻水ずるずる。
- 春一番が過ぎると、本格的にポカポカ陽気へGo!
- 節分先取り、鬼子母神様にご挨拶。鬼は外、福は内!
- ウシ年(2009年)の初詣。
- 2009年、あけましておめでとうございます。